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禁煙方法|嫌悪方法

 

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嫌悪方法

有名なのは、気分が悪くなるまでタバコを吸わせる「強制喫煙方法」です。

喫煙者は、ニコチン依存とニコチンの神経作用(快の感覚をもたらす)により、
そして長年の喫煙習慣により、様々な人生におけるシーンのほとんど全てをタバコと共に過ごしてきた事が記憶としてあるので、その楽しかった時の思い出とタバコがリンクし、
タバコはリラックスを与えてくれるもの、気分を変えてくれるもの、楽しいものというというイメージをもってしまっていると思います。

でも実は、それはニコチンの作用と思い込みなんです。もしタバコを吸っていなかったとしても楽しい思い出は楽しい思い出であるわけで、タバコは関係ないんですよね。

さて、そこでその思い込みのイメージを変えるべく、喫煙と喫煙に関するマイナスイメージを結びつけて、タバコは嫌だと思わせるやり方が嫌悪方法です。

有名な、気分が悪くなるまでタバコを吸わせる「強制喫煙方法」ですが、
効果はあるようですがデータがまちまち...と言うのは、行い方・指導者・環境等様々な要因に左右される為のようです。
またきちんとした指導の元行う必要があるでしょう。

強制喫煙方法と聞いて私が思い出すのが、喫煙車両です。
夏、旅行へ行くときの特急列車(ロマンスカー、新宿から小田原まで乗車時間約1時間30分)。乗車するのは喫煙車両。(今では全車両禁煙ですが)
心ウキウキ、お弁当と珈琲を持ち込み、座席に乗り込み一息、窓から景色眺めながら、タバコを吸いはじめます。でもタバコを吸うのは初めの1本か2本が限界です。後は他の人の煙でもうタバコ吸う気おこらず。
どんなに空気清浄器ががんばろうと、その車両に乗車した客が一斉にタバコを吸うもんだから、どうにもならない。
1時間半、無理やり煙を吸わされる状況下となります。
目的地に近づくにつれ、頭が重いような、痛いような、コーヒーも不味く感じ、なんだか気分がすぐれない。
特に自分は体が小さいので、ニコチン摂取が許容量を越え、身体反応としてでているのが自分でもわかります。

なるほど、
**ニコチン**

「毒物及び劇物取締法」に指定された毒物。
人体に対する中毒量は1 ~4mg
致死量は成人で50~60mg
・・・の意味が理解できます。

喫煙者でしたが、喫煙車両はかんべんですね。
喫煙者であっても喫煙ブースも結構キツイです。人の多い駅などのそばにある喫煙ブース、すごい煙で結構キツイです。閉じ込められた状況下で無理やり煙を吸わされる。まさに強制喫煙方法ですね。そういう環境が連日つづくとしたらたしかに効果あるのではないかと感じます。

例えば食べ物でも、好きなものを食べ過ぎて嫌いになるってありますよね。私は、大人になったらプリンを好きなだけ食べたいと思っていたので、3連プリンを買って連日食べて一時期嫌いになって本当に10年ぐらい全く食べませんでした。

ただ、強制喫煙方法をおこなっている所まで行って禁煙するのは、かなり労力がいりそうだし、それを行っている施設がそうそう近くになさそうなのでまれな選択肢かもしれません。

広い意味で取れば、禁煙本も嫌悪方法と言えるかもしれません。
なぜなら、たばこがどれほど体に悪いか、タバコがどれほどの損失をもたらすか、ニコチン依存の仕組みetc..を読む事は、
タバコに対する正しい知識を知り、タバコは嫌だな、という考えを持つ事もできるからです。

また自分に暗示を掛ける方法も嫌悪方法と言えるのではないでしょうか。
『好きなタバコをやめなきゃ』ではなく
『この不味くて・金が掛かって・臭くて・喫煙場所をウロウロと探させる手間ばかり掛ける
タバコを本当は止めたいんだ!』と思う事です。
好きな、美味しいタバコ・・・というのはニコチン依存ゆえの間違った思い込みですから。

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